定年後の医師が定年前より活躍できる社会を目指して〜定年後の医師に特化した人材紹介サービス〜
健康寿命の増加により定年後もまだまだ働ける医師が増えています。残念ながら、厚生省のデータでは、55歳まで90%の就業率が、60歳では85%が、65歳では72%、70歳では60%と大きく低下しているのが現状です。人生100年時代と言われ、今後人生120年時代と言われる中で、「定年」には、退職や余生を過ごし始める区切りとしてやや暗いイメージがありますが、新しい人生を送る1つの区切りとして、新しい時代を作り上げることがこの事業の目的となっています。そこで、定年を迎える医師・定年を迎えた医師を医療機関や企業に紹介を行っていく、ただ仕事を紹介するのではなく、今までの経験をどのように活かしたいのかや今までできなかったことに注目をし、給与や処遇よりも、医師自身がやりがいを持って働ける医療機関や企業を紹介することで、双方が安心して就職先の医療機関や企業で働ける環境を作り出し、生産性の向上や社会問題の解決に一歩近づけるようにするのではないかと考え、本事業を新規事業として行うこととなりました。
サービス概要
定年を迎えた医師が第二の人生として、医療機関だけではなく、医師を必要とするベンチャー企業等へ就活できるサービスを提供します。また、その延長として、定年退職を迎える医師のコミュニティーを設立し、予防医療の普及活動として、地域や団体等へ健診の業務を行っていただきます。
医師の皆様へ提供できる価値について
早期に退職することは、定年を迎えた医師にとっても大きなデメリットです。まだまだ働けるのにいきなり仕事がなくなることは、精神的にも負担が大きいと思います。定年を迎えた医師にとって、自分自身が社会でまだ求められており、そしてよく活かされる場があることが何よりも重要ではないでしょうか。医局という概念から外れて、さらには医療機関という括りにとらわれず、一般企業も含めて働き口を提供することで、新しい医師の人生を作り出すことが、私たちの役割だと感じております。
一方で、医療機関に目を向けると、特に地方を中心に医師不足が顕著であり、定年後の休眠医師を、医局という概念から外れて登用することで、医師不足の解消に寄与できると考えています。
さらに、一般企業・ベンチャー企業に対しては、画期的アイデアの壁となっている医療法や医師法の壁を取り払う解決策を医師とマッチングさせることで、規制の多い日本社会でもサービスを生みだしやすい環境を提供することができると考えています。